当クリニックでは、早期癌の発見率を上げるため、胃透視や
注腸検査のバリウムによる検査は施行しておりません。
 
平成18年9月30日現在の統計
 
胃の検査、大腸の検査で、出血したり穴があいたりするよう
な合併症で手術になった患者さんは一人もありません。


 胃内視鏡検査(7537例)
   食道癌例数    早期癌 5例
             進行癌 3例
   胃癌       早期癌 32例
             内視鏡切除できた早期癌 25例
            進行癌 28例
 大腸内視鏡検査(4620例)
   大腸癌      早期癌 48例
             内視鏡切除できた早期癌 45例
            進行癌 42例

 内視鏡検査は、苦しい検査と言うことになっておりますが、
苦手な方には、鎮静剤や鎮痛剤を使用して検査をすることも
できます。しかし、このような薬を使用すると、検査が終了し
てもすぐには帰宅することが出来ません。
 1−2時間、当院で様子を見て、完全に目が覚めた状態に
なってから、帰っていただきます。

 当院で、鎮静剤や鎮痛剤を使用する頻度。
   胃内視鏡検査   約  6 %
   大腸内視鏡検査  約 0.6%

大腸ポリープ切除について
 大きさと形をみて、入院が必要ないものについては、その場
で切除します。6年間でとれなかったポリープは、8個です。
 ポリープ切除数(2056個)
  大腸のポリープ切除時に、出血が止まらなくて、手術された
患者さんが1名、切除後穴が開き入院された患者さん(手術に
はなりませんでした。)が1名いらっしゃいました。